2014-11-12

Posted by wpmaster on 11月 12, 2014
Dr.Mikamoブログ

ウェストミンスター宮殿での平和賞授賞式が無事終わりました。財団の議長プリンスのリクエストで2-3分のスピーチをしました。

「8時15分」の主人公、父美甘進示の至近距離での被爆体験と許す心を聞いて育った話、その教えを受けて何を世界に伝えようとしているかを簡単にお話しましたが、120名の王族、貴族、外交官、名士のゲストが熱心に聞いて下さり、1/3ぐらいの人達は涙を拭いながらうなずいてらっしゃいました。

松井広島市長の公式祝辞も紹介され、後で多くの方たちが私のところに来られて、「世界史上最大の悪とも言える惨事をよく生き抜いて許す心を教えられたご両親に感謝の気持ちで一杯だ。あなたのメッセージこそ世界中の人々が耳を傾けて学ぶべきだ。」

「ただ歴史の本を読むのと違って、実際に原爆を生き抜いた生き証人の言葉を身近な人から聞くと説得力がまるで違う。本当にありがとう。」「すぐに貴方の本を読みます。いろいろな人に教えてあげたい。」

など、感動と共感のコメントを数多く頂きました。国連の英国支部やロイヤルメディカルソサイエティなどの幹部の方も「是非今後の協力関係を築きたい。もっと話を聞きたい。」とおっしゃってくださいました。

ナイジェリアの外交官は「私の祖国の人たちは多くが許せないで紛争を続けている。貴方のメッセージこそがナイジェリアの平和のために必要なのですナイジェリアに送りたいのでビデオでナイジェリアの人たちに語りかけて欲しい。」とリクエストされ、その場でビデオメッセージを収録しました。

Suicide bomber kills at least 47 children at Nigerian school

今調度このニュースが入ってきたところですが、ナイジェリアの一人でも多くの人たちにメッセージが届くことを祈っています。

パキスタンのメディアも私のメッセージをインタビューにしてプログラムを作り、パキスタンの平和のために役立てたいそうです。

世界平和への道は私と家族の想いだけではなく広島の人達の悲願と努力であり、様々な惨事を生き抜いてきた世界中のひとたちの願いと勇気であることをたたえ、財団とゲストのサポートに心からのお礼を申し上げました。20141111_184035 20141111_184108 20141111_184135

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です