2014-5-23

Posted by wpmaster on 5月 23, 2014
Dr.Mikamoブログ

昨日、映画「8:15(エイト・フィフティーン)」のプロデューサーのジェレミー・ウォールとハリウッド・センター・スタジオ内のオフィスでミーティングをしました。日本のメディアの方も来て、これからのメディアカバレッジをどのようにしていきたいかなどをプロデューサーにリクエストされてました。脚本の最終調整があとほんの一息のところまで来ているので来週あたりには、監督候補と、最後に磨きを入れてもらう有名脚本家に同時に脚本を送りはじめ、なるべく早い時期の契約を目指すのだそうです。監督候補についてもいろいろな案があがっていました。どの名前も実力あふれるすごい監督ばかりです。
全く別件の映画で、へそを曲げてしまって撮影に来なくなった俳優さんがいて困っているから訴えなければいけないというディレクターに、「パフォーマンス心理学のコーチを雇ってみることを考慮してみましたか?」と訊くと、「まだだが、Dr. Mikamoにお願いできるか?」いう話が出ました。アスリートや企業のトップエグゼクティブや芸術家、研究者やアーティストなどがベストのパフォーマンスをするために専門の臨床心理ドクターがコーチングをするのは珍しくなく、私の専門分野の一つでもあります。「ケースによっては、可能です。」と応えておきました。ハリウッド、特に俳優さんや女優さんはいろいろあるというのが世間一般の憶測ですが、彼らも皆人間ですから基本的には心理機能の原則は普通の人たちと変わりません。ただ、感情が激しくお金の余っているクライエントだと、職業に関わらず、何かに逆切れしてセラピストやコーチを訴えるという確率の数字が一般のクライエントより高くなるので、ネガティブ要素(本人のためにもならない)とベネフィット(本人がどれくらいプラスを得られるか)のバランスを考えてから、ケースを引き受けるかどうかを決めます。

 

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