昨日は気のせいか、あまり混んでいなかったチェルシーの通りも、ミッドタウンも、今日はとても混んでいます。
フォンテーヌブローのINSEADでのフォーラムの参加者からとてもポジティブなコメントのメールやリンクトインのメッセージをもらいました。国際関係も組織内も緊密な人間関係でも許すこころの大切さ、パワフルさを学んだ、今後はそれを自分の仕事に応用して行きたいというエグゼクティブ・コーチや医師や会社社長からのメッセージでした。フランクフルトでこころと体の関係を重視して治療やトレーニングを行っている医師は、許すこころの医学的な効用について是非一緒に研究と実践を深めていきたいと申し出てくれました。
今日は、コンベンションセンター以外の会場ホテルに来ました。ギャンブル中毒の治療、子供の精神科薬による治療、PTSD(トラウマ後ストレス障害)の薬物療法と心理療法などのワークショップに参加しています。興味深い講演が同時に何本もあちこちで行われているので、全部に出席できませんが、学会のオンデマンドビデオ版も購入したので、逃したトピックは後から学ぶことが出来るのがありがたいです。いくら学んでも学びきれないことは山ほどあり、学べることの喜びは本当に大きいです。
学ぶと言えば、中学や高校のころ、もっと世界史や地理を学んでおけばよかった、と常日頃感じています。今の私なら没頭するだろうなと。最高級の先生方に教えて頂けるありがたい環境にあったのに、あまり集中して吸収していなかったので、申し訳ないと同時に「もったいない!」と反省しています。やはり、ただ外から与えられる教育という認識では、学側のモチベーションがあがりませんね。私が授業をする時も最大限努力しますが、ただまじめに勉強するべきだから勉強するべきなのではなくて、児童生徒や学生が「もっと学びたい」と思う環境や内容を工夫することはとても大切だと思うので、教育心理学の授業(サンディエゴ大学で教員養成課程の修士課程)では、モチベーションに焦点の一つを置いていました。