美甘章子が代表をつとめるサンディエゴ・ウィッシュ(www.sdwish.org)主催で、8月12日の夜、「国際平和とヒューマニティーの日2016」のイベントの一環として、「灯籠流しと文化交流の夕べ」がカリフォルニア州サンディエゴ市隣接のコロナド市で行われました。
参加者は、美しい海辺の涼風の中、手作りの灯籠に平和へのそれぞれの想いをつづりました。日米メキシコなどからのこども達は佐々木禎子さんの話を知って折鶴を習い、平和フォーラムでは、美甘章子による「広島・長崎 知られざる物語」と題する講演が行われました。広島原爆に使われたウラニウムが最終されたコンゴのウラニウム鉱の村シンコロブウェーでの悲劇や、森重昭氏が調査をした原爆で犠牲になった12名の米兵の話などが紹介され、歴史の教科書に載らない人たちや地域についても学び考えることの大切さが説かれました。