ルイジアナ臨床心理医学会で「トラウマの精神科医療における許す心」について3時間の講演をしました。
様々なトラウマが何世代かに渡って影響を与える中で、憎悪や恨みと許す心が回復において与える影響と、精神科薬と心理療法のコンビネーションと家族力動を念頭に置いた治療法について臨床事例を挙げ、『8時15分』のメッセージも紹介し、多くの先生方から 「まるで国際学会に出たかのよう、重要なことを学んだ」 などのポジティブなコメントを頂きました。
他の講演は、精神科専門医による注意欠如多動障害や慢性的な痛みの最新の薬物療法などで、とても勉強になりました。
ルイジアナ州やニューメキシコ州、イリノイ州などでは、免許取得後3年以上の臨床経験を積んだ臨床心理ドクターが更に約4年の精神医学の教育と研修を受け、国家試験に相当する筆記試験に合格した上で、口頭試問合格等の必須条件を満たして臨床心理医の州免許を取得すると、心理療法、精神鑑定に加えて、精神科薬の処方ができます。