Dr.Mikamoブログ

2014-4-25 (東京)

Posted by wpmaster on 5月 19, 2014
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東京に到着し、講談社エディトリアルの編集部の方達と打ち合わせをしました。装丁のデザイン、今後の日程とプロセスなどについて話し合い、とても効果的な会議でした。

講談社エディトリアルのエグゼクティブの方々もとても熱心にこのプロジェクトに取り組んで頂いているのがわかり、感謝の気持ちでいっぱいです。日本語版の完成がとても楽しみです。

一般社団法人Forgiveness from Hiroshima代表の二宮さんが魂を込めて応援とお世話をして下さっているので、本当に助かります。ありがとうございます。

2014-4-24 (新幹線で東京方面へ)

Posted by wpmaster on 5月 19, 2014
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広島はあっという間の一週間でした。まだまだお会いしたい方々やご挨拶したい方々が大勢いらっしゃいますが、また6月に帰ります。今回広島でお時間を取って下さった方々皆様にお礼を申し上げます。

今新幹線で東京方面へ向かっています。途中で心理療法(セラピー)の仕事もします。日本に住んでいらっしゃる患者さんは、ビデオカンファレンスでの相談が多いですが、実際にお顔を拝見できるのはとてもいいことです。

広島駅界隈も新幹線の中も一目で外国人と分かる人が目立って増えています。一目で分からない外国人もたくさんいるでしょうから、世界各国から多くの方々が広島を訪れて下さっているのは素晴らしいことだと実感しました。

2014-4-23 (広島)

Posted by wpmaster on 5月 19, 2014
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高校の大先輩にあたる、広島市教育委員会の尾形完治教育長と平和教育担当の先生方にお会いしました。

広島市で使われている平和教育の教材を見せていただき、私が日頃から考えている、こころとライフスキルの教育に関する内容も含まれており、質の高さに感銘を受けました。このような教材を多様な言語や文化に応用して、全世界で使って欲しいと強く感じ、何かできることはないかと考えています。 私は平和な世界を築くためには教育が最重要と考えていますので、今後、広島の教育機関と協力体勢を築いていければと願います。

又、広島経済大学の上田みどり教授(広島市民文化大学学長)にもお目にかかって、高等教育、地域教育における平和教育についてディスカッションをしました。専門職でリーダーシップをとる女性のお手本となるパワフルかつ暖かい人間味溢れた素晴らしい先生です。ご紹介いただいた石井幸枝様にもお目にかかってお礼を申し上げ、広島の現代史についていろいろ教えて頂きました。ありがとうございました。

2014-4-22

Posted by wpmaster on 5月 19, 2014
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前日本心理臨床学会会長、前京都文京女子大学学長で、私の臨床心理のキャリアーの門を最初に開いて下さった広島大学名誉教授の鑪幹八郎先生にお会いすることができました。

何年もご無沙汰して失礼してしまいましたが、昨今の日本の臨床心理界の動向についてうかがい、アメリカのメディカル・サイコロジスト(臨床心理医)の制度などについても報告しました。私は幸いこどもの時から群を抜いて素晴らしい先生方に恵まれていますが、それを思うと、ますます教育の大切さを痛感しました。

次の世代を担う子供達が師から受ける影響、親から受ける影響、学校や地域から受ける影響は計り知れず、だからこそ、学校教育、家族関係、地域連携の質向上が重要だとますます強く感じています。

2014-4-21

Posted by wpmaster on 5月 19, 2014
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3月に初めてお目にかかったヒロシマ平和文化センターの小溝理事長に、今回は父と一緒にお目にかかりました。じっくりと父の被爆体験と考え方について話を聞いて頂き、小溝理事長のお考えも色々聞かせて下さり、とても有意義な時間となりました。ありがとうございました。父も、「このように聞き上手な方に真剣に話を聞いて頂いたことは、今までにない。」と感動していました。さすが、前クウェート大使等外務省の要職を担当していらした真のAmbassador(大使・外交能力の高い人という意味で英語では使われます)です。今後とも理事長から是非いろいろ学ばせて頂けたら、と思いました。

高校の大先輩で広島市立大学平和研究所副所長の水本和美教授と、同研究所のロバート・ジェイコブス准教授にお会いしました。同大学院において英語で行われているる平和学のセミナーで私がどのように貢献できるかについて話し合いました。是非お役に立てればと思います。又、水本教授のご紹介で、今年度より文科省から「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の指定を広島県で唯一(全国で54校)受けることになった広島女学院高校を訪問し、英語科の高見知伸(ちのぶ)先生と平和教育、国際教育についてお話しました。私の最初の職業は英語科教師だったこともあり、日本人が英語力と国際適応能力を強化して行くお手伝いをしていきたいと以前から考えていましたので、いろいろ話がはずみました。将来的には、日本中の全学校にスーパーグローバルスクールのように是非なってもらいたいです。

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2014-4-19

Posted by wpmaster on 5月 19, 2014
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広島の地元で姪が通うなぎさ公園小学校を訪問し、保護者説明会での先生方の紹介や学校の方針についてお話を聞き、校長先生と副校長先生にご挨拶しました。

なぎさ公園小学校は、学力向上のための教育だけでなく、個性の充実や情緒教育に力を入れているようで、素晴らしいと思いました。知能や学力は人生においていろいろな意味での成就につながりはあっても保障はしませんが、EQ情緒指数、コミュニケーション能力、感情統制能力、セルフ・エスティーム、ソーシャルスキル、問題解決能力などの、いわゆるこころのスキルは、各方面での成就や成功、幸せと密に関係しています。組織のリーダー教育でもEQの向上に焦点をおきますが、幼稚園の頃から、通り一遍の「XXをしましょう。」「ルールを守りましょう。」という教訓だけではなく、人間性とこころのスキルを高めるための充実した教育が絶対必要だと思います。

2014-4-18

Posted by wpmaster on 5月 19, 2014
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広島平和記念資料館ギフトショップの本の在庫がなくなったとのことで、60冊在庫を届けました。入り口では50-60名の白人訪問者が、雨の降りそうな、午前中にもかかわらず、次々と到着していました。これからの時期は観光客が増えるので、またすぐに在庫の補充が必要となるでしょう。日本語版も6月中旬に出るので、それも置いてもらえるよう担当者にお願いしておきました。

広島を訪れる外国人が増えているのは素晴らしいです。特にフランス人の観光客が目立って増えていると聞きました。資料館の2013年度の外国人入館者は20万人を越え過去最高、上昇中と昨日の中国新聞に出ていました。とても喜ばしいことです。70周年祈念の2015年には改装オープンして、ギフトショップも共により充実するそうです。

2014-4-17(広島)

Posted by wpmaster on 5月 19, 2014
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南カリフォルニア長崎県人会が長崎県及び長崎市との共催により、4月26日から4日間、カリフォルニア大学アーバイン校で、平和発信パネル展を開催するそうです。私たちサンディエゴ・ウィッシュもこのような展示会ができるといいと思います。

私は今朝広島に到着し、月曜にヒロシマ国際平和文化センターの小溝理事長や、広島市立大学平和研究所副所長の水本教授とJacobs 准教授などに会います。大学院の英語での平和学授業を一コマ検討して欲しいとリクエストされていて、その打ち合わせをすることになっています。

本日は、母校、広島大学附属中学・高等学校の109周年目の開校祈念日で、毎月行われる同窓会のアカシア会定例会に出席させていただきました。開校祈念日特別講話では、広島大学教育学部教授でいらっしゃる校長先生がご専門とされている教育行政の現状について、いろいろ教えて頂き開眼しました。各界で活躍されている同窓の方々にお会いできて光栄でした。前回、著書の英語版についてご挨拶させて頂いた時に、日本語版を早く読みたいと多くの同窓生に言って頂きましたので、日本語版出版のお知らせもさせていただきました。

2014-4-15(サンディエゴ)

Posted by wpmaster on 5月 19, 2014
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心理療法の患者さんとのセッション、精神科薬の相談と処方のための同僚で顧問の精神科医ドクター・ラーデンとの合同診療、日本に住むアメリカ人エグゼクティブの電話でのコーチング、臨床心理の博士候補学生のスーパービジョングループの授業を終え、ロサンジェルス行きの飛行機に飛び乗りました。3本の飛行機で広島に帰ります。乗り換えの時間が今回は少し長いので、ドアからドアまでは23時間の旅程になります。機内で報告書等の仕事ができるよう、頭が働きますように。

2014-4-13(ルイジアナ)

Posted by wpmaster on 5月 19, 2014
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アメリカでは、臨床心理ドクターが、精神鑑定や心理療法の他に、博士号レベルの免許取得後3年以上立ってからでないと入れない、博士号取得後修士課程で基礎医学と精神科薬学を履修し、実習、全国標準試験、口頭試験などに全て合格すると臨床心理医という免許がとれるという制度が一部でできています。この特別制度については、賛否両論ですが、このような逸話がありました。この制度合法化に反対する精神科学会の代表の精神科医が審議委員会の裁判で、「薬の相互作用による死は、死因の上位であり、薬を処方するということは大変危険なことであるから、医学校に行かない臨床心理ドクターに処方をさせるのはきわめて危険だから絶対反対です。」と意見を述べたところ、裁判長は、「で、今は誰が薬を処方しているのですか?」ときいてその精神科医は絶句してしまったそうです。つまり、「今は誰が死因の上位になるような危ない相互作用の薬を出しているのか?今処方しているのは、精神科医であって、臨床心理ドクターではないので、今の相互作用が死因の上位であるからといって、臨床心理ドクターがそのような処方をするようになるという証拠にはならない。」ということです。

実際には、アメリカ軍内で専門訓練を受けた臨床心理ドクターが精神科薬の処方をするようになって長年がたち、現在でも、臨床心理医による薬の事故は一件も報告されていません。臨床心理医は、心理療法をじっくりと行いながら必要最小限に精神科薬を処方しますので、新しく薬を出すよりも、今まで出されている多量多種の薬を減らして調整していることが多いのです。このことに関しては、親友の臨床心理ドクターも絶対反対という人がいますし、精神科医でも「安易に処方の資格を作ることには反対だが、精神科のことをよく知らないプライマリー・ドクターが精神科薬の8割を処方していて恐ろしい。それよりは、きちんと訓練を受けて優秀な臨床心理ドクターが臨床心理医の免許を取って処方する方が、ずっと安全で効果的だ。」という人も少数ですがいます。私の同僚のドクター・ラーデンはそのように私を全面的に信頼してくれています。カリフォルニアではそのような法律はまだ通っていないので、私がクリニックで直接処方をすることはありませんが、ドクター・ラーデンが合同診療で私の意見を取り入れて処方してくださいます。 このような合同診療は16年間やってきていますが、心理療法とお薬の連携で回復が薬のみやセラピーのみに比べると、患者さんは明確に早く、持続的な効果を得られています。ドクター・ラーデンは「薬は飲まないで済むならそれにこしたことはない。セラピーが最も重要であり、薬は、必要最低限をのんだ方が早く楽に回復する場合にのみ処方する。」という主義です。

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